患者さんの何気ない様子を見る工夫をしよう!

こんにちは!

このブログにお越しいただき、

有り難うございます!

 

伊丹市にあるケアミックス型病院に

常勤で勤務しつつ、週末に整体院を

起業したり、セミナー講師をしております

理学療法士の中井宏俊と申します。

 

今日は新人や若手セラピスト向けの

内容にしてみます。

ちょっとしたことです。

 

でも意外とやってみると

良い評価になるようなことです。

 

外来でリハ介入した時、

 

「また次回来てくださいね」

と患者さんに挨拶して、

患者さんがリハ室を出る時、

この時に患者さんの後ろ姿を

チェックしていますか?

 

セラピストの前では

患者さんは気を張って、

頑張ろうとしています。

つまり意識的な動作です。

 

日常生活に関する動作、

普段行う基本動作、

ほとんど無意識下での動作ですよね。

 

できる動作としている動作の

確認をどこでするか?

 

どうしても病院勤務で、

訪問などに出ていない限りは

チェックは難しいでしょう。

 

そこで、ほんの一瞬ではありますが、

無意識下に行う動作のチェックが

出来ますよ。

 

それが、外来患者さんがリハ室を出た後、

後ろ姿を見せたその時です!(笑)

 

冗談のように聞こえますが、

意外と患者さんの無意識下の動作、

出ていることがありますよ。

 

入院中でも、歩ける患者さんであれば、

何気なく見掛ける動作をチェックすると

良いと思います。

 

例え歩けない患者さんでも、

ふと部屋を覗いてみると、

介入時は1人で起き上がれないのが、

意外と普段の生活では起きていたり、

起きれなくとも、介入時よりは

何故か良い動きをしていたりする。

そんなこともあります。

反対に、まだ病棟内の移動自立には

していなかったのに、

たまたま1人で歩いているのを

見掛けたりすることもあります。

それが危ないからどうとか、

すぐに

拘束だ、

四点柵だ、

センサーマットだ、

ではなくて。

歩けてたことは一つ良いこと。

歩きたい、もしくはトイレとか

歩こうとする事に

何か目的や理由があったかもしれない。

そこに対する対応、対策も

考えてあげる必要があります。

(もちろんリスク管理もしないといけない)

 

用事が無くても、何気なく病棟やフロアを

歩いているだけで、新たな発見や

評価に繋がることもありますよ!

是非何気なく患者さんを

見てみてください。

 

今回はここまでになります。

ここまでお読み下さり、有難うございました!