理学療法士、深部組織筋膜リリースインストラクターの高木庸平です。
予防医療が必要な時代に一手を投じるとすれば…
美容、お顔のfascia(ファシア)に働きかける ↓
✨フェイシャルリリース✨
私が住んでいる佐賀県嬉野市は日本三大美肌の湯としても有名です♨️
♨️温泉に入った後のフェイシャルリリースは格別✨です。今年からアロマテラピーとのコラボも実現し、癒しや美容、そして肩凝り・腰痛解消の予防医療に最適な環境となっています✨
皆さんも是非、嬉野温泉に旅行にお越しください✨🍵
話は本題に戻りますが、
お顔は皆さんのコスメティック、身だしなみ、第一印象に深く関与します☝
人生100年世代にお一人お一人が
自分らしく×美容×社会貢献×仕事力を磨いていくこと
そして、自身を輝かせていく✨為に、お顔のケアは必要不可欠です。
そこで今回、
《✨美と若さの秘訣 フェイシャルリリース✨》
についてその内容や流れをご紹介致します ✨
皆さんにも是非体験して頂きたいサービスの一つです😊✨☝
【フェイシャルリリースの主な流れ】
1.観察・評価
開口の評価を行うことで、側頭筋や咬筋のバランスを観察します。皆さんの口はちゃんと開いていますか?
耳孔と肩峰の位置を観察することで、頭部前方偏位の程度を確認します。
次に【なで肩】又は【いかり肩】の観察をします。
第1胸椎と両肩峰を結んだ線の位置関係が大切です☝
- 第1胸椎と肩峰を結ぶ線が1横指以上下がっていることで【なで肩】となります💡
- 【いかり肩】は一横指以上上がっていることになります
開口や頭部と肩回りの姿勢を確認した後は、首の可動性を観察し、量的なものだけでなくご本人の動かしにくさも併せて質の確認もしましょう☝✨
(※気になる動きを観察→気になる箇所の機能解剖を考える→触診にて組織状態の確認を行います)
2.手・前腕のリリース
手の緊張は全身の緊張にも繋がっていきます。
相手との距離感(パーソナルスペース)を考えて介入していくことが大切になります。
手へのリリース後、前腕へのリリースも行います☝
親指のつけ根、小指のつけ根を触れ、その後肘から近い前腕の筋群を触れます。
手や前腕をリリースすることでそこに繋がっている肩回りの緊張も緩和することが期待できます。
3.胸、鎖骨回り、首回りのリリース
胸、鎖骨回り、首回りのリリースを行うことで顔面のリリースに入る前のリンパの流れや血液循環を良くしておきます。
特に大切な箇所として、以下4つが挙げられます。
- 大胸筋(胸の前側の大きな筋肉)
胸の前側の大きな筋肉で腕全体の大きな力を生み出します。大半の方が硬くなってしまっている筋肉です。
- 三角筋(肩横の筋肉)
肩パットのように肩を前、横、後から包み込んでいます。物を横に持ち上げる動きで活躍します。
- 僧帽筋(肩上から首の筋肉)
肩凝りの主な要因と考えてられておられ、いかり肩や緊張状態などのストレスや疲れでも反応します。
- 胸鎖乳突筋(首前の筋肉)
首の前側の大きな筋肉でストレスや頭が前に出ている姿勢でも頭を支える為に反応して硬くなります。
お顔のリリースに入る前に鎖骨や首回りのリリースを行い整えることで、リンパの流れや血流循環を良くしておきます。その後、顔面のリリースに入ります。
4.顔面のリリース
- 下を見るのが困難、目の下のくま、眼窩下リガメント痛み
- 目がぼやける、複視、鼻づまり、上を見るのが困難
- 鼻を見るのが困難
- 目を動かさずに一方を見るのか困難
- 目の腫れ、かすみ目
- 目を回転させたり、大きく見開くと痛み
上記のような症状が見受けられる時に顔面のリリースを行い症状の緩和を図っていきます。
5.統合
療術後、頭と足の感覚を入力することで立っている時の感覚や歩いている時の感覚を整えます。
6.観察、評価
最後に、再度観察と開口、頭部前方偏位、なで肩又はいかり肩などの姿勢評価、首の可動性の質について確認していきます。体が軽くなった、ぽかぽかしてくる感じがあれば良好な反応です。
まとめ
顔には五感のほとんどが集中していることからとても大切な器官であることは知って頂けたと思います。
フェイシャルリリースの流れを理解して、そして実技を通じて全ての症状を緩和させることを目的にするのではなく、
予防医療の糸口として介入して頂けるとより多くの方々が他の症状で悩まれるていることを早期発見、対応できるきっかけとなるかもしれません。
また、人生100年世代においてコスメティックにフォーカスを当てることで、より自分らしく生きていくお手伝いをさせて頂けることスキルになると考えています。
ご興味のある方はこの機会に是非学びを深めてみてくださいね😊✨
最後までご拝読ありがとうございました。